そったく塾
多面評価・四者面談・月次報告指導等を交えながら、部下指導、部署部門運営についてアクションラーニング形式で学んでいただきます。
幹部・管理者向けヒューマンスキル向上研修
【啐啄同時】
- 「啐(そつ)」とは、卵の中の雛が「もうすぐ生まれるよ」と内側から殻をつつく音
- 「啄(たく)」とは、そんな卵の変化に気づいた親鳥が、「ここから出てきなさい」と外側から殻をつつく
【ねらい】
幹部・幹部候補生のヒューマンスキルを徹底して引き上げることにより、心理的安全性と生産性の高いチーム作りを実現できる人材を育成します。
全体の流れ
啐啄塾(幹部向けヒューマンスキル向上研修)
多面評価
定量評価+定性評価※
上司・部下等から定量評価と同時に具体的な良い点・改善点を出してもらう。改善点については、人事・上司で検討し、期間内に解決させたい内容だけに絞り込む。
1年コースの場合
期初~中間~期末の3回実施
四者面談
本人・上司・人事・講師で多面評価結果をもとに面談実施。
課題を明確化し、今後の行動指針・行動計画を策定していただく。
アクションラーニング
研修では各自の課題解決のためにどうすべきか受講者全員で検討。
それに基づいて現場で実践を行い、その上でさらに研修で検討する形でPDCAを回す。
スキル修得
部下指導などに活かすスキルの修得を図る。
修得スキルは以下の通り(ご相談により変更は可能です)
- コーチングスキル
ラポール形成から始まり、傾聴・質問・承認・フィードバックのスキル等を学ぶ。 - アンガーマネジメントスキル
怒りをできる限り抑える方法、
怒りが起きても大きな問題にならずに処理する方法などを学ぶ。
- ファシリテーションスキル
会議運営を行う上での効果的な進め方の技術を学ぶ - ブレイクスルー思考
目的・ビジョンを見出すスキルを学ぶ - ハラスメント対策
パワハラ・セクハラ等を起こさないための留意点を学ぶ - 心理的安全性確保の基本スキル
心理的安全性を高めるためのスキルを学ぶ。
各種分析ツール
【エゴグラム】
- 交流パターンからの性格を診断し、改善策を見つける。
【アンガー分析】
- 怒りの強さ・持続性・方向性等を診断し、改善すべき点を明確化する。
【感情・主張マトリクス分析】
- 感情表出度の大きさ・主張の大きさから、自身の強み弱みを把握し、改善にむすびつける。
コーチング(オプション)
月1回程度各受講者に対して講師がコーチとなってコーチング実施。
現状抱えている問題点に対する各自の問題解決力のさらなる強化を図る。
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多面評価 | ▲ | ▲ | ▲ | |||||||||
四者面談 | ▲ | ▲ | ▲ | |||||||||
研修(1泊2日) | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ||||||
個別コーチング | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | |
月次報告管理 | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ |
そったく塾・成果例
私が悪いと思っていた点はすべて直っている、という言葉をいただけた!
-Mさん(サービス業店長)-
以前に研修を受講してくださったあるサービス業の店長(支配人)さんの多面評価結果です。
「適所適所で助言・フォローを入れてくれ、見えない様に陰で支えてくれる上司で、またやった部分に関してはすごく評価してくれ安心して業務に取組めます。
前より、否定的な言葉がなくなった。とりあえず「いいですよ」その後にアドバイスが来るパターンになった。否定よりアドバイスに変わった。
以前は真っ向から否定という場面がちょくちょくあった。
「こうした方がいいんじゃない」だったのが、「こういう考えもあるよ、どっちがいいかは皆でよく相談してね」という言い方に変わった。
非常にやりやすくなった。よく話を聞いてくれるようになった。話を振ってくれるようになった。
任せてもらった感覚の指示の出し方をしてもらえるようになった。
指示のこと→答えをくれなくなった。こちらに考えさせようとする対応が非常に増えた。
私が悪いと思っていた点は全て直っている。
この方の一年前の多面評価結果が以下の通りです。
「店舗方針を社員全員に浸透させていない。部下の能力、知識、適性等の情報が整備不足であり勘にたよった・行き当たりばったりの育成のためどういう部下に育てたいかが見えない(人事異動等責任者が変わった場合部下は路頭に迷う)。
最近少しは叱ることができるようになったが、誉めることはまだまだ足りない。
店内の会議の場でプライベートの話題が多すぎるように感じる。
○○補佐を中心とした派閥的な動きがあるように感じる。」
そったく塾という1年間の研修で頑張っていただいた成果です。
そったく塾というのは「そったく同時」という言葉から取ったものです。
ひな鳥が卵の殻を破る時、自分の力だけでは殻を開けられない。
親鳥が同時につついてあげる。それで初めて殻を破ることができるということからできた言葉だそうです。
いい言葉だな、ということで研修の名前にさせていただきました。
日曜日夕方になると胃がきりきり痛むんです…
-Tさん(製造業・製造課長)-
あるメーカーの製造課長さん。40名の部下を束ねていても、思うように動いてくれない。
お昼時に部下が談笑している食堂を通りかかると皆黙ってしまう。
補佐をしてくれる人も一人もいない。最低2人くらいはサブリーダーが欲しいと思っていたところで、たった一人サブリーダーを務めていた部下もその役目を降りたいと言い出している。
結果として日曜日の夕方になると胃がきりきりと痛むという状態でした。
そんな彼を救ったのがそったく塾でした。
研修でコーチングスキルを学び現場で実践していただきます。加えて定期的に受講者とコーチング。
その中で部下に対して粘り強く、話を聴くことを進めていただきました。
一人一人の意見をじっくりと聴き、その意見をうまく取り入れながら、部署運営をやっていくように、頑張っていただきました。
結果1年でその課は見違えるように変わり、サブリーダーも育ちサポートしてくれるようになったとのこと。
年末の量産の際にはラインを大幅変更、徹夜に近い作業も皆不満一つ言わずに取り組んでくれた、と嬉しそうに語ってくれたのが印象的でした。本当に嬉しかった思い出です。