人間関係コーチング

親子関係・夫婦関係・上司部下関係等の人間関係改善のお手伝い

様々な人間関係で悩む方に、その人間関係を改善するための方法について、サポートさせていただきます。
何十年来の悩みを一気に解決したりする事例が続々生まれています。

お客様の声

本当に思いもよらなかった、想像以上の体験ができ、感激です。
-森部貴雄様(ブラジル在住牧師)-

とても良く聴いてくださって、その中でインスピレーションでどういう方向で進んでいこうかということで選んでくださり、それが私にとても合っていて、なかなか自分一人だけでは、瞑想とかだけでは得ることができなかったものを、コーチが来ていただいて、セッションをしていく中で、本当に思いもよらなかった、思い以上の、想像以上の体験ができたことに感激して、うれしかったし、涙も流しました。
とても素晴らしかったと感じています。今日はありがとうございます。

森部貴雄様、動画での感想

発達障害の息子さんの強烈なやだやだ!に悩まされてたお母様が…
-Mさん(子育てコーチング)-

今日は、先日セッションをさせていただいた方からのその後のご状況をお聞かせいただきました。
発達障害を抱えた小2の男の子のお子さんを抱えるシングルマザーのお母さん。寒い中で、学校に出かけるのに、温かいジャンパーを着てくれない。薄いTシャツだけ。
「ジャンパー着ないと寒いからダメでしょ。もう時間がないよ。着ないと風邪ひくでしょ」
「やだやだ、Tシャツで行くんだ!」もう全く言うことを聞かない。
お母さんももうすぐ出かけないといけない。
上着を着ていないと、息子さんはけっこうすぐに風邪をひいてしまうらしいのです。
もう我慢ならない、「何が何でも着なさい。前も風邪ひいたでしょう!嫌ならジャンパーを持っていきなさい」
それも「やだやだ!」

『もう仕方がない、勝手にしなさい』という感じで、学校にTシャツだけで行かせる。結果また風邪をひく。もうたまらない、という感じでした。
また、お母さんが、今晩はご自分の大好物の「お蕎麦を食べたい」と思って、お子様に言うと、「お蕎麦は食べたくない」という。「どうしても?」と聞いても、「蕎麦はやだ!」
「じゃあ〇〇ちゃんのために、うどんを作るね。それとお母さんはお蕎麦が食べたいから、お蕎麦作るね」
「できたよ!〇〇ちゃんはうどんね」
と出したのに、なんと
「僕、やっぱりお蕎麦がいい!」
「なにい!〇〇ちゃん、うどんがいいって言ってたじゃない!蕎麦がいやということで、わざわざうどんを作ってあげたじゃない!」

もうお母さんの怒りは頂点に。声を荒げてしまう、とのことでした。
「お母さんと半分ずつにされるとかはできないですか?」とお伺いすると、
「私は全部お蕎麦を食べたいんです。そのためにわざわざ準備してたのに!と思うと私自身、もう我慢がならなくなるんです」
一事が万事。このようなやり取りの連続。
理由を切々と説いても、お子様は「嫌なものは嫌」で終わり。
どうしても言うことを聞いてくれず、余計にお母さんはいらいらするばかり。
つらい思いのたけを語っていただきました。
「ほんとお辛いですね」
お子様の気持ちを考えていただきました。
「うちの子は、どうしてもこうだ、と思うとどうしようもないんです」
「そうなんだ、大変ですね」

「何かご自分でできることはありませんか?」
「少しずつ心がけることでしょうか」
ということで、時間になり、ひとまずセッションは終了しました。
私の中に、発達障害のお子さんだと、やはり限界があるかな、という思い込みがあったかも知れません。
すごく悔しい思いを抱えながら、時間がきてセッション終了。
しかし、そのあと、ふと思いついて、お話をさせていただきました。ふと浮かんだのが脳科学のお話でした。
「人は感情を言葉にできると、衝動を抑えることができ、過度に感情的にならないで済むと言われています。感情を言葉にされることはよくされていますか?例えば『〇〇してくれると嬉しい』とか『〇〇してくれないと、お母さんとってもつらいんだ』など」

「感情ですか?感情を言葉に?!なるほど、あまり考えたことがなかったです。ずっとこちらで我慢して、どこかの点を超えると、こちらももう爆発しちゃってた」
「そうですね。その時にその爆発する気持ちを言葉にできないですか?例えば、『〇〇ちゃんが××というと、もう頭がきりきりするくらいお母さん悲しい思いになるの』とか」
「なるほど…。それって言ってなかったです。自分の気持ちをきちんと伝える。…それはいいかも…。…うん、それやってみます。それならできそう」
ということで、これから「気持ちを言葉にする」ことを心がけてみる、ということでセッションを終了しました。
そのあと10日ほどのちに今回のセッション。
「あれから、久しぶりに子供と一緒に旅行したんです。二人でじっくりと話し合ったんですね。

気持ちを言葉にする、というのをじっくりと考えたんです。今までもいろんなところで聞いていたような気がしましたが、こんなにしっかりと考えたことはありませんでした。
旅行先で、これまでのことも含めて、私の気持ちをしっかりと息子に伝えたんです。息子も私の気持ちをわかってくれて…。
そのあと、きちんと気持ちを伝えると、息子も素直に言うことを聞いてくれるようになったんです。そうしたら喧嘩をすることがなくなってしまいました」
発達障害なので、こう思ったらもう聞かない!という子供のはずだったのが、全く駄々をこねることがなくなったとのこと。
お子さんとの関係が激変したことに、
「本当に嬉しいです」とお母さんのはずんだ声。
こちらもその言葉に嬉しい気持ちでいっぱいになれました。

もう無理か、という思いとの葛藤の中で、お母さんの可能性を信じて、もうちょっと、と頑張って良かった。
「コーチのいる場所は、クライアントのすばらしい変化を一番近くで見せていただける特等席です」という言葉を改めて思い出しました。

引継ぎをどうするかで全く新しい視点が見つけられました
-Sさん(後任者引継ぎ)-

東南アジアのディビジョンをまかされている責任者の方とのセッション。単身その国の統括を任され、経理・人事・経営企画・法務などのセッションを束ねている方。数名のマネジャーと40名以上の部下を抱えて8年にわたり、その部門を率いてきたとのこと。
そろそろ本社日本に戻される時期に当たっており、引継ぎ方法についてのご相談というお話でした。引継ぎといっても、次に来る方がどんな方かもわかりません。
何を引き継ぐことが大切かということで考えてみえました。
ご自分の時は、約1か月間引継ぎ期間があったので、その間にだいたいの仕事を実際に見ながら、自分で引き継ぎ内容をノートに書いていき、やり方を覚えていったのこと。
しかし、1か月間も引継ぎ期間があるのは例外で、たいていが1週間から10日程度。
その中でしっかりと引継ぎができず、上司との関係性がうまく行かないと、そのお国柄としては、マネジャークラスの人間がすぐに辞めていくことが多いとのこと。マネジャークラスに辞められると、代わりの人間がいないため、すぐさま、機能不全に陥ってしまう、要するにその部門全体が崩壊しかねないということでした。

それを非常に危惧されていたわけです。最初は引き継ぎ書を作る、というところから始まり、それで理想的な引継ぎができるか、と伺うと、どうもそれは違うとのこと。部署間の関係や、協力的な部署や協力的でない部署、一人一人のマネジャーの性格のリスト化等をやっていく、というところまで出していただきました。
それでいけそうですか?と伺うと、それでも、「今度くる人間とそりが合わないと、やめてしまうだろうと思います」とのこと。
じゃあ、どうします?と伺ったときに、ひらめいていただいたのが、「日本に帰ってから、定期的にその新任者と1on1をやってあげたらいい」ということでした。
新任者と定期的に会話の機会を設け、相談役になってあげる、というわけです。
なるほど、それはいいですね。と申し上げたら、さらに、話が発展。
「そうだ、その上司だけでなく、マネジャーたち(現地人の管理者)とも定期的に1on1をやればいいんだ。そうすれば、彼らの上司に対する不満なども受け止めてあげられる。そうすれば、それを上司に伝えてあげて、是正させることもできる」という話に。

「そうだ、それなら、彼らをしっかりと定着させられる」と確信を感じたようでした。
最初は想定もしなかった解答を見つけ出していただけました。こちらも全く想定していなかった解答にびっくりしました。
わずか30分のセッションでしたが、「これならいける」という確信を得ていただけたようです。貴重な場だったな、とうれしく感じられる時間でした。

全く違うアプローチで、今までで一番のコーチングを受けさせていただきました。
-Yさん(調理師|対上司)-

知的障害者施設で8人のメンバーで調理を行っていらっしゃる方とのセッション。
お悩みは上司のこと。上司が全メンバーの中で最年少。何年か前に会社の要請でいやいやチーフ役についたとのこと。
そのためか、上司としてやる気がなく、下から様々な問題を投げかけても、「自分で解決してくれ」といった具合で、部下の不満が充満していたというのです。もう少しちゃんとやってほしい。というのがその調理師さんの願いでした。
最初はチーフに対する不満ばかりでした。状況をしばらく伺ったのち、その調理師さんにチーフになっていただきました。チーフになり切っていただき、チーフの気持ちになっていただきました。

そうしたら「やる気がなくなる、怒り、くやしさ、弱気な気持ちもある、さめた感じ、そして四面楚歌」という言葉が出てきました。
チーフは何を願っているんですか?とうかがうと、「サポートしてくれる人が欲しいと思っている」とのこと。
じゃあどうしましょうか?とうかがうと、「コミュニケーションをとってあげたいが、結構殻にこもっている感じでコミュニケーションがとりずらいんですよ」とのこと。
じゃあどうしましょうか?とさらにうかがうと、「仕事以外のことから少しずつコミュニケーションをとり、それから、チーフの大変さを心配していること、チーフの味方になっていることをさりげなく伝えてあげます」とのこと。
「今まで何人もの方にコーチングをやっていただいてきましたが、全く違うアプローチで、今までで一番のコーチングを受けさせていただきました。」と嬉しい感想をいただきました。